上っ面なじぶんもうけ入れてみる


ーまず、ちょうど一年前のこの日に亡くなられた方、家族を亡くした方にご冥福をお祈り致します。ー

私は去年のこの日から今日まで、ただ、ひたすら前をみて走ってきたように思う。

今、目の前にある私がやるべきことを精一杯やり、一番近くにいる大切な人を想い守る。

それが私がその時すべきことだとおもった。

現地に行きボランティアをすることや原発のデモに参加することが、そのとき私がすべきことではないような気がした。

何が正しい行動なのかなんて多分ないのだと思う。

ただ、一年経った今、ひとつの区切りを自分につけようと思いたった。

テレビで何度も見てきた場所に実際に行き現地の人に会う。

とても簡単なことだったんだと思うが、一年もたってしまった。

でもこれが私のタイミングなんだと思う。

 

自分の国で起きた出来事をちゃんと目と耳と肌と手に刻み付ける。

文字にすると、何かが多すぎたり足りなすぎたりして、言葉にするとおもいが強くなり過ぎてどうにも上っ面なものしか表現できません。

でもそんな自分をうけいれてみるようともおもうのです。

この一年で、自分のことを認めて受け入れてくれる人がいることの絶大なパワーを知りました。

いつも近くにいて笑いあえた人が離れていく辛さも知りました。

家族の大きさも、大切さも知りました。

これらを抱えてまた先に進んでいく。

日本という素晴らしい国をもっと知るために、日本人の自分という輪郭をはっきりさせるために海をこえて行くのだと思います。

一年になるか二年になるか三年になるか、それはわかりませんが日本人として日本に生まれこの親から生まれてきたことは変わりません。

そんな途方もないサイクルが私は不思議でしょうがないのです。

この、言葉にも文章にもできない感情や想いをかたちにできるようになるまで想像し、つくることを続けたいとおもうのです。

 

2012.3.11 3:50

 

 

 

 

 

Posted on 2012.03.11 ?>